【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
「うん、空いてるよ!」
そう言うと、東野君は嬉しそうに笑った
。
「そっか。良かった。あのさ、明日遊ば
ない?」
「うん!」
「クリスマスは部活でさ。最悪だよな、
本当に」
困ったように笑う東野君に、私もちょっ
と笑った。
私の手を握る東野君の力が、強くなる。
「明日は、柏木の好きな所に連れてって
あげるよ」
「え!?」
「考えといてね」
そう微笑まれて取り敢えず頷く私。