【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
駅まで歩くと、東野君が立ち止まった。
「じゃあ俺……バイトだから。明日、1
0時に迎えにいく」
「うん、バイバイ!」
◇◆◇
翌日。
ベッドに散乱した洋服類。
机に乱雑に並べられたアクセサリー達。
……デートにはお馴染みの光景、という
か……。
だけど私の場合は、洋服が決まらないと
か、アクセサリーに悩んでるとか、そん
なんじゃ無くて。
ただただ、着たいものと付けたいものが
、奥の方にあって見つけ出せなかっただ
けだけど。
黒と白の太めのボーダー柄のニットワン
ピと黒のタイツを履いて。
その上に黒のファー素材の上着を羽織る
。それから首もとには、ハートのネック
レス。