【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
そう言うと、美怜は、「ガン見じゃない
ってば!」と焦りながら、真剣な顔で、
私を見つめた。
「んー、なんかさ、春ちゃん疲れた顔、
してるんだもん」
「え?」
「こ、こ。シワ、寄ってるよ?」
そう言いながら、美怜は自分の眉間を、
トントン、と指で突っついた。
シワ―――……。
「そ、そうかなぁ……」
「うん。どうしたの、大丈夫?」
「んー。微妙……?」
そう言いながら、ちょこっと首を傾げて
、苦笑いする。