【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★





なんつーか……こう。



「なんで俺のまわりは敵が一杯なんだろ
……しかも手強いし」


「はは。それって俺も入ってる?」


「当たり前だろ?」



優希がマジだったら、俺、勝ててたかわ
からねーもん。



つーか東野の時よりも悩んだに決まって
る。



「まあ、あんなに可愛い子と付き合うん
だからしょうがないんじゃない?」



本人は気付いてないけどね、と優希は最
後に付け足して笑った。



そう。アイツはこれっぽっちも気付いて
ないが相当の美人だ。



前に一度、春に告白しようかなーなんて
ほざいてた野郎を潰した記憶がある。



二年生になって一ヶ月。






< 411 / 445 >

この作品をシェア

pagetop