【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
その日の夜。
お風呂上がりの春が、俺の部屋にひょっ
こりと姿を現した。
―――ドキドキ……。
春は知らないんだろうけど、春を見つけ
る度、春と喋る度に、胸がドキドキと、
甘い音を立てる。
「んだよ?」
「あのね……?嫌だったら良いんだけど
……」
珍しくしおらしくして、モジモジとして
いる春。
……可愛い。
「……早く言えって」
「う……あ、明日……デートしよっ!」
そう言うと顔を真っ赤にさせて俯いた春
。
……本当に可愛すぎるだろ!