【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
キスだけじゃ足りねえよ。
その身体の全てに俺の記憶を刻みこみた
くてたまらない。
心も身体も、もう俺なしじゃ生きてられ
ないくらいに溺れさせてやりたい。
だって俺はもう、お前なしじゃ生きられ
ないから―――。
「……それでも、嫌か?」
春の瞳を覗きこむようにしてそう聞けば
、春は戸惑ったように視線を泳がせてか
ら。
……ゆっくりと、首を横に振った。
「……私も、棗が欲しいよ……」
―――そんな風に言われて、我慢なんて
出来るわけもなかった。
シャワーすら浴びるのももどかしくて、
今すぐ彼女をめちゃくちゃに食い尽くし
たいと思った。
彼女の纏う服が邪魔だった。