【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★
それに対し、私は、黒いビキニ。
本当は、ワンピースタイプの水着にした
かったのに、美怜に無理やりこれを選ば
された。
……でもやっぱり、恥ずかしすぎ。
浜辺に行くと、棗と優希君がもう待って
いて、もう二人で海に入っていた。
美怜はすぐに優希君の元へと向かったけ
ど、私はパラソルの下へと入った。
それから、ポーチから日焼け止めを取り
出す。
こんな真夏日に日焼け止めを塗らなかっ
たら、どうなってしまうかわからない。
腕、顔、お腹、足……と見える部分は片
っ端から塗っていく。
だけど。
いくら手を伸ばしても、背中は塗れない
。届かない訳じゃないけど、ムラなく塗
りたいからどうしようもない。
「う~……」
「何唸ってんだよ」