【完】俺様キングと秘密の極甘kiss★






「そもそも数学って何のためにあんの!
?使わない事がほとんどだよ!コノヤロ
ウ」



机をだんっと叩いて、ううー、と呻く。



勉強を始めて一時間。未だ解けた問題は
0。まさか自分がここまでアホだった、
なんてビックリですよ。



「……なにやってんの」



「ふぇあ!?」



不意に聞こえてきた声に、ビクッと身体
を跳ねさせる。



こ、この余裕そうな声は!



「な、棗……」



「あんた、本当に見てて飽きないな?」



ドアの所で体重を片方に寄せて、寄っ掛
かってクスッと笑ってるのは棗。



と、というか!!







< 52 / 445 >

この作品をシェア

pagetop