また、恋をする
★No.3★
この日は、
もう春休みだった。
最後の学校で
空も優輝も今日は、一緒に帰れない
みたいで・・・
私は、一人で帰ろうとした。
そしたら
隣のクラスから声が聞こえて
いこうとした。
「優輝!愛奈のこと好きじゃないなら
本気じゃないなら・・・
うちと、うちと付き合ってよ。
愛奈より私のほうがずっと好きだったんだよ?
ずっと片想いしてたんだよ?
でもね
優輝が愛奈のことが好きって聞いて・・・
私はどっちとも大切だから
だから、応援したんだよ?
ねぇ、お願い一回でもいいから
私を見て?」
「ごめん、俺いったろ?
ただの遊び!
ただの暇つぶしなんだよ?
あいつが学校一番にモテる女って聞いて
ただ遊んだだけだよ?
お前それでもいいんか?」
「.....」
・・・なにこれ?
はっ?意味が分からない。
心がものすごく痛くって、痛くって
頭が真っ白で
どうすればいいのか分からなかった。
空はただただ泣いて・・・。
優輝は、ただただ笑って・・・。