痛々しくも生きている
部屋決めジャンケン…ってふざけんな!
*
生徒会室から飛び出して(だってあの榊って奴ちょームカつく!)、只今寮に向かってまっす。
この学園は敷地が広いからって地図も事前に渡されてる。おかげで迷うことはない…ハズ。
もし地図を忘れても、所々に標識があるから大丈夫。(てか学園内に標識あるとか普通じゃねぇよ。)
「えっと、確かここら辺を曲がって…………うわ、」
なんかデケェの現れた。
さすが1000人を超える生徒数なだけに寮がでかい。ハンパなくでかい。
あまりにもデカ過ぎて口を開けながら固まっていると、聞きなれた声が後ろから聞こえてきた。
「おーっす、愁。生徒会任命おめでとー」
「……きょうちゃん。ガチでおめでたいとか思ってんのか?」
「? おう、当たり前だろ。生徒会に入れば色々とお得な特典がついてくるんだしよぉー」
「は……特典?」
「はい出ました愁の学園無知ー。お前ホントにこの学園入って命落とすかもよ?」
「ッハ、だいじょぶダイジョブ。アタシにはきょうちゃんが付いてるから」
「うはー!そんな自信アリアリなお前にステキなお知らせがあるんだぜー」
「お知らせ?」
アタシが頭に「?」を浮かべると、きょうちゃんは得意気に指を振って教えてくれた。
「実はな、寮は女子と男子で混合………いわゆる共同ってやつなんだよな!」
「…………はあ?」
それマズくね?
さすがにこの歳で共同ぅう?
「なんかの間違いじゃ……「ねぇんだよなー。こ・れ・が♪」
この学園アリエネェ。
生徒会室から飛び出して(だってあの榊って奴ちょームカつく!)、只今寮に向かってまっす。
この学園は敷地が広いからって地図も事前に渡されてる。おかげで迷うことはない…ハズ。
もし地図を忘れても、所々に標識があるから大丈夫。(てか学園内に標識あるとか普通じゃねぇよ。)
「えっと、確かここら辺を曲がって…………うわ、」
なんかデケェの現れた。
さすが1000人を超える生徒数なだけに寮がでかい。ハンパなくでかい。
あまりにもデカ過ぎて口を開けながら固まっていると、聞きなれた声が後ろから聞こえてきた。
「おーっす、愁。生徒会任命おめでとー」
「……きょうちゃん。ガチでおめでたいとか思ってんのか?」
「? おう、当たり前だろ。生徒会に入れば色々とお得な特典がついてくるんだしよぉー」
「は……特典?」
「はい出ました愁の学園無知ー。お前ホントにこの学園入って命落とすかもよ?」
「ッハ、だいじょぶダイジョブ。アタシにはきょうちゃんが付いてるから」
「うはー!そんな自信アリアリなお前にステキなお知らせがあるんだぜー」
「お知らせ?」
アタシが頭に「?」を浮かべると、きょうちゃんは得意気に指を振って教えてくれた。
「実はな、寮は女子と男子で混合………いわゆる共同ってやつなんだよな!」
「…………はあ?」
それマズくね?
さすがにこの歳で共同ぅう?
「なんかの間違いじゃ……「ねぇんだよなー。こ・れ・が♪」
この学園アリエネェ。