痛々しくも生きている
「参加するぜ、その【バトルトーナメント】ってやつに。いいだろ?きょうちゃん」
「はぁ………まぁいいよ。それにこの【バトルトーナメント】も全部が全部危険なワケじゃないからな」
「はん?それってどーゆう意味…………………って、どうやら最上階に着いたみてぇだな。
きょうちゃん、この話はまた後でな」
ーチン
綺麗な音がエレベーター内に響き、それと同時に扉が開く。
エレベーターから出るとそこはアタシらの過ごしてる所より豪華だった。
赤いカーペットが敷かれ、天井にはシャンデリア。近くにはエレベーターを待つ時のためであろう、ふっかふかそうなソファーが置かれている。
まさに、
高 級 ホ テ ル
「すっげぇー……」
「やっぱ寮長さんってのは特別っぽいな。俺らのとことは比べものになんないし」
いやいやいや。
確かに寮長の過ごしてる階は豪華だけどっ、それでもアタシらの過ごしてるトコもかなり豪華だからっ。
ここって金持ち学園なのか?
……っとぉ、それより今は寮長を探さなきゃな。
「きょうちゃん、この階って寮長しか住んでねぇよな?」
「おお、特別生徒だからな。…あ、でも………」
「? 他にもいんのか?」
そう言って、アタシは顔だけ捻ってきょうちゃんの方を見る。
それがいけなかったのか。
はたまたバッドなタイミングだったのか。
「しゅ…愁っ、おまっ前見ろって!」
「はん?前…って……」
きょうちゃんに言われるがまま前を見る。その際、アタシの前にいた人にぶつかってしまった。
「んがっ?!……っとぉ、悪ぃ。ぶつかっちまっ…た………」
………。
「はぁ………まぁいいよ。それにこの【バトルトーナメント】も全部が全部危険なワケじゃないからな」
「はん?それってどーゆう意味…………………って、どうやら最上階に着いたみてぇだな。
きょうちゃん、この話はまた後でな」
ーチン
綺麗な音がエレベーター内に響き、それと同時に扉が開く。
エレベーターから出るとそこはアタシらの過ごしてる所より豪華だった。
赤いカーペットが敷かれ、天井にはシャンデリア。近くにはエレベーターを待つ時のためであろう、ふっかふかそうなソファーが置かれている。
まさに、
高 級 ホ テ ル
「すっげぇー……」
「やっぱ寮長さんってのは特別っぽいな。俺らのとことは比べものになんないし」
いやいやいや。
確かに寮長の過ごしてる階は豪華だけどっ、それでもアタシらの過ごしてるトコもかなり豪華だからっ。
ここって金持ち学園なのか?
……っとぉ、それより今は寮長を探さなきゃな。
「きょうちゃん、この階って寮長しか住んでねぇよな?」
「おお、特別生徒だからな。…あ、でも………」
「? 他にもいんのか?」
そう言って、アタシは顔だけ捻ってきょうちゃんの方を見る。
それがいけなかったのか。
はたまたバッドなタイミングだったのか。
「しゅ…愁っ、おまっ前見ろって!」
「はん?前…って……」
きょうちゃんに言われるがまま前を見る。その際、アタシの前にいた人にぶつかってしまった。
「んがっ?!……っとぉ、悪ぃ。ぶつかっちまっ…た………」
………。