痛々しくも生きている
「愁ちゃんは結構な不良児なのよ?中学校時代が特に荒れてたって聞いたし……アツシちゃんに因縁吹っ掛けてた不良共もぶっ飛ばしたことだってあるんだから」
「?! コイツがか?!」
コイツ、と言ってアタシを指差すのは気にくわなかったが、ついでに言うとこの負け犬男の相手を排除していたことにも腹が立つ。
なんでよりにもよってこの男の相手をぶっ飛ばしてしまったんだ!
どーせやるなら負け犬男をぶっ飛ばしたかった!!
さりげなく「チッ」と舌打ちをすれば、隣にいたきょうちゃんから「おいおい…」と呆れた視線をいただきました。
きょうちゃん、ごめんちょ。
「?! コイツがか?!」
コイツ、と言ってアタシを指差すのは気にくわなかったが、ついでに言うとこの負け犬男の相手を排除していたことにも腹が立つ。
なんでよりにもよってこの男の相手をぶっ飛ばしてしまったんだ!
どーせやるなら負け犬男をぶっ飛ばしたかった!!
さりげなく「チッ」と舌打ちをすれば、隣にいたきょうちゃんから「おいおい…」と呆れた視線をいただきました。
きょうちゃん、ごめんちょ。