痛々しくも生きている
「はぁ……」もはや溜め息か息切れか分からない息を溢した。

すると、



「……はれ?」



急に影ができた。

んにゃ、気づかなかっただけかな?


そう思って顔を上げると、



「…うわーお、超絶ビッグだな」



ちょぅドでかい校門がありましたよ。
ここに。


いつのまに?!
って思ったけど、ずっとうつ向きながらグールグル考えことしてたからかな。

気づかぬ内に着いてたみたいだ。


でも一つ問題が。



「…校門開いてねぇし」



どうやって入れと。

< 7 / 52 >

この作品をシェア

pagetop