輝龍―崩壊篇―【完】






「あーはいはい。
あれは親父が屋敷作るときに
『落とし穴とか作っといて、敵が攻めてきた時落としてやろうぜ!』
って感じのイタズラ心で作られたわけ。
ま、新城組のみんなは引っ掛からないけどな。」




「なんで…」





「そりゃみんな場所把握してるからな。まぁ、たまに新人が忘れてて落ちるけどな。」





お前みたいに、と言うとまたもやギロッと睨まれた。






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