輝龍―崩壊篇―【完】
――――海斗side―
ゾクッと背中が震えた。
初めて見る結衣の姿に圧倒されてしまった。
小さな背中がとても大きく見えた。
「あんまり俺の先を行くな…」
アイツは全て背負って何を思っているのだろう。
半分、なんて言わねぇから。
せめて少し、手を添えるだけでも…
お前の力になれたらいい。
少しずつ、見覚えのある景色に変わって行くに連れて、身体が少しすくんだ。
ゾクッと背中が震えた。
初めて見る結衣の姿に圧倒されてしまった。
小さな背中がとても大きく見えた。
「あんまり俺の先を行くな…」
アイツは全て背負って何を思っているのだろう。
半分、なんて言わねぇから。
せめて少し、手を添えるだけでも…
お前の力になれたらいい。
少しずつ、見覚えのある景色に変わって行くに連れて、身体が少しすくんだ。