輝龍―崩壊篇―【完】





「……………ぶはッ」





この緊張の場に合わない音が響いた。





「アハハハハハ…」





まぁ、察してるだろうが。吹き出したのは。










紛れもない、俺。





「龍狂っ笑ってる場合かよっ!」





「いや、さ…朝のお前思い出してやべえんだわ」





俺がそう溢すと、海斗は口をつぐんだ。





ちなみに顔は真っ赤だった。





「おい…」




バカみたいなやり取りをしてる俺たちに蓮弥が話しかけてきた。






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