輝龍―崩壊篇―【完】
「たしか50人ほどです。」
思ったより少なかった。
輝龍には約250人の人がいる。
だから4/5が姫の存在を認めてないってことだ。
「翔、慧、悠杜は行かないよな?」
「「あぁ(もちろん)。」」
一応聞いたのだが…予想通りだった。
あんな姫、認めろって方が無理だ。
「今日どうするか?」
「今日は…もう帰る…」
悠杜が遊ぼう、とずっとダダをこねていたが、翔の笑顔に負けた。
その日は、連絡を待つわけでもなく…
帰ったら速攻寝た。