輝龍―崩壊篇―【完】
それから俺はみんなに絡まれるわ、酒をイヤほど飲まされるわ…
ともかく散々で…
みんなからの連絡にも気づかず…
朝、起きたら軽く二日酔いだった。
俺は酒はハンパなく強いから珍しい。
よほど昨日飲んだんだな…
そして、時間を確認しようと、重い頭を持ち上げて、ケータイを見た。
「………………」
それは、思わずケータイ二度見して、絶句してしまうほど凄かった。
着信121件、メール215件…
俺は初めてケータイが怖くなった。