涙は心の血です。
着いた。
そこは、とても小さな駅。
すぐそばに学校がある。
学院生として学校に行くのは初めて。
入学式と書いてある看板の前で記念撮影。
撮影が終わり、正門をくぐり抜けた。
ここで、母とお別れ。
こんな広いところを一人で歩くのは、私にとって冒険のようだった。
やがて、靴箱まで無事にたどり着いた。
名簿を見る。
「岩橋さくら」
あった。1年F組の名簿に。
なんだか、安心した。
学院生としてちゃんと認められている!
この名簿に書いてある人たちがF組のメンバー。
この中の誰かと仲良くなる…だろう。
きっと。
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