ハクモクレンの花
荷物をテントの中に詰め込んで、衛星電話でベースキャンプに助けを呼ぶと、あとは何もすることがなくなった。
ただ、応援が到着するのを待つだけだった。
救助はこの砂嵐が止まないと来なかった。
そして、いつ止むかわからなかった。
何もかもわからないことだらけだった。
ただ、応援が到着するのを待つだけだった。
救助はこの砂嵐が止まないと来なかった。
そして、いつ止むかわからなかった。
何もかもわからないことだらけだった。