薔の華
眞弓〜side〜
まだ肌寒い春…



桜の花が綺麗に舞い上がった




その日も普段と変わらず部屋で寝ていた…




普通の人ならもぅ学校に着いている8時30分…




あたしは何も気にせず眠っていた



今日という日が来なければ


こんなに笑って
こんなに幸せで
こんなに素直に
なれなかった


そして何より…
  君と出会えなかった



< 1 / 29 >

この作品をシェア

pagetop