薔の華
矢吹〜side〜
俺はお前にとって
大切な存在でありたい


お前の傍で支えてやりたい



笑ってやりたい


俺はお前の傷ついた体に


どれだけの薬をぬることができた?



お前のガラスみたいな心


俺は優しく包むことは



出来たのか…?



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