花送り―宗久シリーズ番外―
そう伝える代わりに、私もこの世での、一番最高の笑顔を先生に向けた。
先生も、笑う。
紫陽花は、私の門出を喜ぶ様に揺れていた。
光の道に足を踏み入れた途端、周りで舞い弾ける虹色の粒。
あぁ………まるで、紫陽花の花びらみたいね。
光は先生の様に、私の身体を魂を、優しく温かく包み込み、溶かしてくれた。
ありがとう。
先生。
ホントに………大好きでした。
花送り 終
.
先生も、笑う。
紫陽花は、私の門出を喜ぶ様に揺れていた。
光の道に足を踏み入れた途端、周りで舞い弾ける虹色の粒。
あぁ………まるで、紫陽花の花びらみたいね。
光は先生の様に、私の身体を魂を、優しく温かく包み込み、溶かしてくれた。
ありがとう。
先生。
ホントに………大好きでした。
花送り 終
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