龍牙
涙は止まらなかった。

お母さん…

お父さん…

助けて…

誰か助けて…

男があたしの服に手をのばそうとした。

美『 嫌だ!!!!嫌だ!!! やめて!!!触らないで!!! 』

『 うるせぇな 』

抵抗しても殴られるだけだった。

男が胸を触ってきた。

美『 ヒック……ヒック 』

抵抗する力はもう残っていなかった…

嫌だ…

死にたい…

とその時


??『 おい、お前らやめろ 』

えっ…?

誰…??

『 あぁ?? 横取りする気なら消え失せろよ。 』

??『 あぁ?? んだと??調子にのんなよ?』


数人の男たちが近づいてきた。

?『女の子いじめちゃだめでしょ。』

『 お、おい あれ龍牙の総長と幹部だぞ?!! 』

『 まじかよ!!! 』

『やべーよ!!!逃げるぞ!!?』
男たちは顔を真っ青になりながら逃げてった…



助かったの…?
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