Hina

確かにお前は無駄がないよ。

大事な所を隠す為の布切れ一枚にも全く無駄がない。

俺のだぶついた水着とだぶついて来た身体・・・・・・お前のそれとは比べ物にならねえだろう。

だからって何だよ。その態度は。

あからさまに動物見るような目で眺めてから、無視するんじゃねーよ。

そんな俺の心の内には全く気付かない妃菜は、心底嬉しそうにみいちゃんに話しかけた。



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