Hina
「痛ってなぁ・・・・・・噛み癖があるなんてしょうがない奴だな。とにかく明日、みいちゃんに返してきな」
「駄目だよ。みいちゃんに返したら、この子食べられちゃうよぉ」
「食べ・・・・・・食べるわけないだろう!」
「だってみいちゃん『妃菜がちゃんと育てられなかったらぁ、その子は食用になっちゃうからね』って言ったんだもん!」
あの女、いい加減な事を・・・・・・
「だから、妃菜がどうにかして育てないとぉ、この子死んでしまうのぉ~」
妃菜は今にも泣き出しそうだ。