sweet love.

胸騒ぎ




―ガラガラッ…――


教室の扉を開けると
教室のあちらこちらから
視線が俺に集まる。


俺は気にせず
机と机の間の狭い道を通り
自分の席へつく。


…と同時にこっちに
駆け寄ってくるやつが1人。



「紳司~おはようっ!」


こいつは横峰 和。


唯一俺にまとわりつく…
まぁ、1番仲のいい男子だ。


「横峰…おはよ」


「も~また他人行儀だなぁ。
いい加減"和"って呼べよ!」


「い~や~だ」


「もう!つれないなぁ。
まっ、そういうとこも好きだけど///」


「照れんなよ、鬱陶しいなぁ~」



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