Garnet~大好きの伝え方
「ねっ、ねっ、ヨシ。だれが告白してきたか、気になんない? ね、気になんない?」
「全然なんない」
「またまたあ、そんなこと言っちゃって~」
かちゃり、と図書室の鍵を閉めたヨシの頬っぺたをぷにぷにしながら、無理にでも気を引く。
そして、気になんないって言われてるのに、私は胸を張った。
「なーんと一年の北川だよ! 女子の間じゃ、結構人気高いんだから! どうどう? ちょっとは嫉妬する?」
「いんや。付き合っちゃえばよかったのに」
「あっ、またまた照れ隠しなんだから~」
「全然なんない」
「またまたあ、そんなこと言っちゃって~」
かちゃり、と図書室の鍵を閉めたヨシの頬っぺたをぷにぷにしながら、無理にでも気を引く。
そして、気になんないって言われてるのに、私は胸を張った。
「なーんと一年の北川だよ! 女子の間じゃ、結構人気高いんだから! どうどう? ちょっとは嫉妬する?」
「いんや。付き合っちゃえばよかったのに」
「あっ、またまた照れ隠しなんだから~」