この恋、もう一度〜中学生から大人になっても〜
彩名の秘密を知って、今までより彩名が近くなったようでうれしかった。
「私、朋子にも言うね!志保と朋子は私の大事な親友だから。」
「うん!」
その夜、三人部屋の私達はジュースとおかしで乾杯!
「朋子…あのね、私…実は橘先生が好きなの。」
「知ってたよ?」
「え?!」
朋子の以外な一言に私と彩名は大きい声が出てしまう。
「ちょっと、朋子?いつから気付いてたの?!」
私の声の大きさに彩名は唇に人差し指を当てた。
「う〜ん。三年になってすぐかなぁ。彩名、時々切なそうにたっちゃん見てたからね。」
「私は今日気付いた…。」
「確かに、彩名がかなり気を付けてるのはわかってたけどね。志保と彩名って本当そっくり。」