イケメン御曹司とラブ甘同居
ゴソ…





すると、キッチンの使ってない食料庫部屋から物音が。

俺はその部屋に近づいた…




「!」


食料倉庫を覗くと…

大量の箱が、床に散らばっている。

そして散らばった箱の下に、実乃里らしき人物が、箱の下敷きになっていた(汗)




「…なにやってんだ、お前」


俺は箱をどかし、下敷きになっている実乃里を見つめる。

実乃里は少し恥ずかしそうな顔をして、何も言わなかった…




「ま、大体想像つくけど」


俺はそう言って、実乃里に手を差し出した。

実乃里は一瞬ためらったが、俺の手を握り立ち上がる。




「うわ。ホコリだらけ」
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