イケメン御曹司とラブ甘同居
「ない。大丈夫…」

「そっか」


そして、しばらく沈黙。




「…じゃ、さっさとこの箱片づけて飯にしようぜ」

「え…」


俺はしゃがみこみ、散らばっている箱に手を伸ばす。




「こっちは俺がやるよ。お前は飯のしたくして」

「…………うん」


俺って、こんなに優しかったっけ?←



その後…

30分かけて、その箱を整理した俺。

そして、箱から出したキッチン用具を洗って…


結局、飯にありつけたのはそれから一時間後だった。





「お待たせ…」


目の前には、本日初めての食事が並ぶ。



やっと飯だ。

死ぬほど腹減った…
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