イケメン御曹司とラブ甘同居

「ふーん…」


なんとなく、実乃里とそのままキッチンへ向かう。

キッチン部屋に入ると…実乃里は買ってきた食材を冷蔵庫に入れる。




「…今日の夕飯なに？」


鞄を床に置き、実乃里に話しかける俺。




「今日は中華。回鍋肉とエビチリ。…で、いい？」

「全然いいよ」


むしろ好きだ。



「…ちょっと聞いてもいい？」


！

「なに？」

「食べ物ってなにが好きなの？…逆に嫌いなものってある？」

「…！」

「今日買い物してて、ふと思ってさ。メニュー考えるの、結構迷ったんだよね(汗)だから無難に中華にしちゃった」


ポリポリと、頬をかく実乃里。



なるほどね。


「…椎茸以外なら、なんでも食える」