イケメン御曹司とラブ甘同居
キッチンから、携帯の着信音が聞こえてくる…

実乃里の携帯が鳴ったみたいだ。



「もしもし?あ、虎之助♪」


虎之助!?

もしかして、さっきのひょろひょろ男か?



俺は足を止めて、キッチンから聞こえてくる実乃里の声に聞き耳を立てる。←




「うん…あはは、そうなの?♪」


楽しそうに笑ってる…

俺と話してる時とは大違い。



「ん?今?今からご飯作るよー。買い物付き合ってくれてありがとね」


買い物…?

さっきの買い物は、あのひょろひょろと行ったのか!?



「うん、うん…いいよ!今度、虎之助にもご飯作ってあげるよ!うん…あはは♪」
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