イケメン御曹司とラブ甘同居
「ち…」


男たちは舌打ちをしていたが、男の俺に見られたからか、気まずそうな顔をして、逃げるようにその場から離れていってしまった…



なんなんだ、あいつら…

本当ダセえ。



「あの…南朋・・」




逃げていく男たちを見ていると、実乃里が俺に話しかけてきた。




「あの…その……」


うつ向きながら、首筋を手で触る実乃里。




「大丈夫か?ケガは?」

「ない。平気…」



つーか…今のっていじめ?

じゃあ、実乃里がいじめられてたってこと?



「南朋ありがとね。じゃあ…」

「あ、ちょっ…」

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