イケメン御曹司とラブ甘同居
“南朋の部屋に置いてあるお菓子、もうほぼないでしょ?“



あいつ…

そんなとこまで見てんのか…




「好きなお菓子持っていきなよ。適当に買ってきちゃったから、好みかどうかわかんないけど…南朋ってどうゆうお菓子が好きなの?言ってくれれば、今度から買っておくからさ」

「実乃里」


俺は手に取ったお菓子を置き、実乃里の後ろに立つ。




「ん?」


冷蔵庫から出した食材を手に持ちながら、実乃里がこっちを向いた。





「…あの・・さ」

「?」

「……悪いな。洗濯とか…買い物とか…家事とか……全部」

「え…」


照れ臭い気持ちは頂点。

でも、ちゃんと伝えたった…


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