イケメン御曹司とラブ甘同居
「助かるよ。お前がいてくれて…本当に」

「…!」


実乃里は、俺の言葉に驚いた。




「じゃ、じゃあ…飯出来たら呼んでっ」


俺は逃げるように、キッチンから去ろうとする。




「待って、南朋!」


ぎゅ



!!

キッチンから出ようとした俺の、着ているシャツを掴む実乃里。

俺はすぐに、後ろを振り返った…




「待って……話がある」




実乃里はうつむき加減で、ボソボソと言った。



話…?


俺は実乃里と向かえ合わせになり、実乃里を見下ろした。
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