イケメン御曹司とラブ甘同居
実乃里は一度止まったが、「そう?ありがとう」と言って、またケーキ作りを再開した。

俺は食器を洗いながら、実乃里の様子を伺う。


実乃里は、真剣にケーキ作りに取り組んでいた。





数時間後


ピンポーン



「来た!」


ケーキが出来上がり、昼飯が終わった頃…家のインターフォンが鳴った。

実乃里は走って玄関に行く。


俺はキッチンに残ったまま、用もないのに冷蔵庫を開けた。




…来たか。


とうとうわが家に、あのひょろひょろが……



タタタ


玄関から聞こえてくる足音。
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