イケメン御曹司とラブ甘同居
「私に篠倉くん紹介してよ。あんたと仲良くしてれば、篠倉くんと関わることもあるだろうし」

「ま、まあ…そうだね」


"紹介"か。

こうゆうの慣れてないな(汗)




「じゃ、じゃあ…行ってくるよ…」

「よろしくー」


やや緊張しながら、部屋を出ていこうとする私。

その時、ドアのすぐそばの棚に飾ってある、お母さんの写真が目に入った。

写真立てに入ってる写真が、少しずれてしまっていた。


私はずれた写真立てを直し、お母さんの
写真を見つめた。




「実乃里…それ……お母さん?」




虎之助が私の横に来て、お母さんの写真を見た。




「そう。私のお母さん…」

「実乃里に似てかわいいわね」
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