イケメン御曹司とラブ甘同居
普段は夕飯を食べない実乃里が、料理に手を伸ばした。


こうやって、実乃里と夕飯を食べるのは、さりげなく初めて。


実乃里と他愛のない話をして、うまい料理を食べて迎えるクリスマス。


…悪くないと思った。







ーー



カチャカチャ



夕飯終え、後片付けを始めた俺たち。

実乃里が食器を洗っている横で、俺は洗った食器をフキンで拭いていた。




「腹いっぱい…(汗)」

「全部食べたもんね。ちょっと作りすぎたと思ったけど…」

「残したら勿体ねえだろ」

「セレブっぽくない発言(笑)」

「偽レブだからね」

「ハハ」



~~♪♪




すると、カウンターに置いている実乃里の携帯が鳴った。
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