イケメン御曹司とラブ甘同居

大晦日

南朋side


あれから数日後

特になにもないまま、俺は相変わらず家にいた。


変わったことといえば…



「南朋ー」


部屋でくつろいでいると、実乃里が俺の部屋に入ってくる。

俺は寝転がっていた体を起こし、実乃里に近づいた。



「今、裕一郎さんから連絡があってね。今日、飛行機のトラブルで帰って来れないんだって…」

「ふーん…」

「だから、明日の元旦に帰るから、今日は二人で過ごしなさいって」

「ふーん」

「ちょっと…なんかノリ悪くない?」

「!(汗)」


ジロリと俺を睨む実乃里。
< 240 / 391 >

この作品をシェア

pagetop