イケメン御曹司とラブ甘同居
「うん、うん」と頷くひょろひょろ。




「長い目で見てあげてね。途中で放り投げて、他の子に目移りしたら、あの子きっと一生恋愛できないわね。そうなったら、私があんたを殺すからヨロシク♥」

「…そんなことしねえよ(汗)」

「ふふふ。信じてるわ。早く両思いになれるといいね♪」

「…まあな」


俺はフッと鼻で笑った。




「そういえば、来週はホワイトデーでしょ?実乃里に、お返し買った?」

「…まだ。あいつ、どういうのが好きなのかわかる?」


あいつからバレンタイン貰ったあの日から、ずっと考えてたんだけど…

全然わからなかったんだ。





「食べ物だったら甘い物かな?」

「…食い物か」
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