イケメン御曹司とラブ甘同居

なるほど。

虎之助のやりたかったことは、俺と実乃里を一緒に帰らせようってことか(汗)




「じゃあね！また明日ね♪」

「あっ…」


笑顔で手を振り、帰って行ってしまう虎之助。




「…帰るか」

「うん…」


ぎこちない雰囲気で、俺たちは下駄箱に向かい、靴を履き替えた。






「・・・」

「・・・」


そして、実乃里と肩を並べて歩く。



なんで会話がねえんだ(汗)

いつも家では2人のときが多いんだから、こんなことどうってことねえのに…




「ねえ…」


！

頭の中で、色々考えていたら…先に話しかけてきたのは、実乃里のほうだった。





「なに？」


なるべく普通にしようと、平常心を保とうとする俺。




「夕飯の買い物していいかな？」