イケメン御曹司とラブ甘同居
頭は、スッキリと落ち着いている。

頭痛も、体の悪さも、どこかへいってしまった…




私はベットから起き上がり、部屋のドアをゆっくりと見つめた…

気がつくと、目からは涙がこぼれていた。


そして、





「……全部思い出した・・」



そうポツリとつぶやいて、部屋を勢いよく飛び出した。







バンッ




「………ハァ・・」



向かった先は、あの部屋。

さっき、廊下の窓を開けていたときに気になった…あの部屋だった・・


足は自然に動き、

あの突き当りの部屋に向かっていた…






ガチャ…
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