イケメン御曹司とラブ甘同居
全部…思い出したよ……



南朋が…

大好きだったことも・・




「実乃里…!」

「っ!」


南朋が私を抱きしめる。



優しくて、

あったかくて…




「……南・・朋・・」




私は南朋の背中に手を回して、南朋の胸に顔を埋めた。


南朋は、私の髪を何度も何度も撫でててくれる……




「本当に…全部思い出した?」




「うん…私たち・・小さい頃、ここに住んでたよね…?」

「うん…」

「…5歳くらいかな?」

「そうそう」


抱き合いながら、よみがえった記憶をお互い確かめ合う私たち。

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