イケメン御曹司とラブ甘同居
「…大丈夫か?」




南朋が私に近づき、腰に手を回す。




「うん、大丈夫。南朋こそ大丈夫?」

「全然平気。むしろ全部思い出して、スッキリしてるよ」

「そうだね」


ふふっと笑う私。




「あの事故に遭った日さ…」

「ん?」



山から落ちて、頭打ったやつか。





「あれさ……確か裏山に2人で星を見に行こうって、計画してたんだよな?」

「そうそう!確か、夏じゃなかった?」



私と南朋は、事故のきっかけとなったあの日のことを思い出していた…
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