イケメン御曹司とラブ甘同居

星に願いを…

実乃里side


記憶が戻ってすぐに、私は南朋と病院へ行って検査を受けた。

詳しい検査結果は、後日わかるそうだが、現時点ではお互い特に問題ないという。


裕一郎さんは、安心したせいか、今日は早めに休むらしく…

夕飯を食べてから、すぐに部屋に行ってしまった。





「結構荷物あるね…」


今は、これから裏山に向かう準備を、南朋とふたりでしているところ。




「一応テント持ってくからな。雨とか降ってきたら嫌だし…」

「そっか…あと、飲み物とランプと……」

「これ以上増やすなよ(汗)また転んだら、シャレにならないぜ」

「あはは(汗)」


もう記憶は無くしたくないよ。

南朋のこと・・忘れるなんて嫌だよ。







ーーー

ーー


「うわぁ…夜夜♬」


10時過ぎ

私と南朋は、裏山に向かって出発した。
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