イケメン御曹司とラブ甘同居
なんで隣に座ってくんの…

私は男から離れて座り直す。




「なんで離れるかな」

「・・・」

「とにかく!俺はお前をストーカーと間違えたのには、色々とあって…」

「色々…?」


男は、ポリポリと頭を掻いた。




「ここ最近…数人の女に、家までつけられたり、家に来られたりしてたんだよ。断っても、しつこく来るやつとかいたから…てっきりお前もそうなのかと思って…」

「…ふーん」

「まさかお前のお母さんと、親父が知り合いだなんて思わないだろ?だから俺は…」

「随分、上から目線で言うのね」

「…あ?」


無症状のまま、隣にいる男を睨む私。

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