イケメン御曹司とラブ甘同居
私は「はい…」と言って、あの男と書斎部屋を出る。


なんとなく…裕一郎さんに、あれ以上は突っ込めなかった…

いずれ言うって言ってたけど…

本当に聞けるのかな。


なんかスッキリしない…






そんなことを考えていたら…もうさっきのゲストルームのドアの前。


私はムカつく男になにも言わずに、部屋に入ろうとした。その時…





「…おい」




男が、私の腕を掴む。



「…なにか?」


男を睨む私。




「…わ、悪かったよ」

「…!」


その男は、私から目をそらして言った。
< 74 / 391 >

この作品をシェア

pagetop