トールサイズ女子の恋【改稿】
◆第16章:高坂専務から忠告されました
side水瀬
初めて美空に触れた日は俺の特別となり、俺の部屋に誘ったのは大胆だったかもしれないがあのまま帰したくなかったのは事実で、今はやっと理想の恋愛の人に出会えたことに幸せを感じ、一刻も早く触れたかったから美空を招き入れたのだった。
俺は熱くて溶けてしまいそうな意識を堪える為に歯をギリッと食いしばって動くと、その度にベッドの軋む音や絡み合う水音が俺自身を更に駆り立て、動きを落とすことなくスピードは上がり、俺が与える刺激に美空の顔は恍惚としながらも俺の背中に爪を立てながら必死にしがみついてくる。
シーツは皺だらけで身体から落ちる汗も染みているから、起きたら洗濯しなくてはと頭の中で浮かんだけど直ぐに消えた。
「ゆき…さ…、駄っ、あぁっ…も…」
やがて美空は身体を思い切り跳ねて意識を飛ばし、俺は隣に横たわって息を整えた。
「手加減、出来なかったね」
俺は苦笑しながら手を伸ばして美空の顔に張り付いている髪をどかし、気持ち良さそうに寝ている美空を見つめる。
「ありがとう、俺を好きになってくれて」
今まで振られて傷ついてきたのが消え、心はとても幸せに満ち溢れている。
ふと外を見るといつの間にか空は明るくなっていたから、そろそろ寝ないとな。
俺は美空が風邪を引かないようにと思って掛け布団を手にとると、一緒に身体にかけて意識を手放した。
初めて美空に触れた日は俺の特別となり、俺の部屋に誘ったのは大胆だったかもしれないがあのまま帰したくなかったのは事実で、今はやっと理想の恋愛の人に出会えたことに幸せを感じ、一刻も早く触れたかったから美空を招き入れたのだった。
俺は熱くて溶けてしまいそうな意識を堪える為に歯をギリッと食いしばって動くと、その度にベッドの軋む音や絡み合う水音が俺自身を更に駆り立て、動きを落とすことなくスピードは上がり、俺が与える刺激に美空の顔は恍惚としながらも俺の背中に爪を立てながら必死にしがみついてくる。
シーツは皺だらけで身体から落ちる汗も染みているから、起きたら洗濯しなくてはと頭の中で浮かんだけど直ぐに消えた。
「ゆき…さ…、駄っ、あぁっ…も…」
やがて美空は身体を思い切り跳ねて意識を飛ばし、俺は隣に横たわって息を整えた。
「手加減、出来なかったね」
俺は苦笑しながら手を伸ばして美空の顔に張り付いている髪をどかし、気持ち良さそうに寝ている美空を見つめる。
「ありがとう、俺を好きになってくれて」
今まで振られて傷ついてきたのが消え、心はとても幸せに満ち溢れている。
ふと外を見るといつの間にか空は明るくなっていたから、そろそろ寝ないとな。
俺は美空が風邪を引かないようにと思って掛け布団を手にとると、一緒に身体にかけて意識を手放した。