トールサイズ女子の恋【改稿】
今夜は接待があるし残業をしないように仕事を進めなくちゃと、高坂専務宛の郵便物を手にして3階に向かって専務室のドアをノックした。
『どうぞ』
「失礼します。高坂専務宛の郵便物をお持ちしました」
「ありがとう。今日の青木印刷会社の接待、星野さんも来るんだよね?」
「どうして知っているんですか?」
今夜の接待に行くことは総務課以外の人には誰にも話してない筈なのに、どうしてだろうと頭に?マークが浮かぶ。
「俺も今夜の接待に参加をするんだ」
「そうだったんですね。高坂専務はお酒に弱いので、酔い潰れないように気をつけて下さいね」
「あれ?酒が弱いのって話したことがあったっけ?」
「あっ…」
私はしまったと思って口を噤んだのは、水瀬編集長から聞いた話を思い出したからで、つい口に出しちゃった。
「前に水瀬編集長から聞いて…」
「へぇ~、水瀬と仲が良いんだ」
「たまたまお話をした時があっただけですよ」
「何だよー、俺も混じりたかったなぁ」
「いつか誘って下さいね」
高坂専務は口を尖らせて拗ね、私はくすっと笑いながら高坂専務に郵便物を渡して専務室を出た。
『どうぞ』
「失礼します。高坂専務宛の郵便物をお持ちしました」
「ありがとう。今日の青木印刷会社の接待、星野さんも来るんだよね?」
「どうして知っているんですか?」
今夜の接待に行くことは総務課以外の人には誰にも話してない筈なのに、どうしてだろうと頭に?マークが浮かぶ。
「俺も今夜の接待に参加をするんだ」
「そうだったんですね。高坂専務はお酒に弱いので、酔い潰れないように気をつけて下さいね」
「あれ?酒が弱いのって話したことがあったっけ?」
「あっ…」
私はしまったと思って口を噤んだのは、水瀬編集長から聞いた話を思い出したからで、つい口に出しちゃった。
「前に水瀬編集長から聞いて…」
「へぇ~、水瀬と仲が良いんだ」
「たまたまお話をした時があっただけですよ」
「何だよー、俺も混じりたかったなぁ」
「いつか誘って下さいね」
高坂専務は口を尖らせて拗ね、私はくすっと笑いながら高坂専務に郵便物を渡して専務室を出た。